暖簾と言えば、日本の伝統的工芸品であり、元々は直接風や光が入るのを防いだり「寒さよけ」として取り付けられたのが始まりですね。
現在ではお店の顔として、またはイベントなどで壁にかける日本らしいインテリアとして、日除けのように大きな布を掲げる巨大バナーに近い看板代わりとして、国内、海外幅広い地域で様々な用途で愛用されている店装用品ですね。
お店に使われたり、家庭のダイニングに使われたりしますので、私たちの生活において見たことがない人は恐らくいないのではないのでしょうか。
そんな暖簾を効果的に使うには、専門店に教えて貰うことが一番ですが、忘れられない思い出が1つあります。
高校生になった間もない頃の話です。当時の私は学校になじめず、クラスで失敗を繰り返していました。毎日がそんな事の連続で、本当に辛かったです。
文化祭が近づいたある日、学級会で参加する催しについて協議したところ、喫茶店をすることになり、その集客係になりました。どうしたらお客さんがいっぱい来るのかを考えたのですが、級友から暖簾を作ったらいいと言われました。
そこで、のれんを探したのですが、近所の商店街では良いのが見つからなかったので、先生に相談して専門店に行きました。そこには色々なものがあって、どれにしようかと迷いました。でも、学校の文化祭の喫茶店に相応しいものがなかなか見つけられませんでした。
そこで、新しく製作してもらうことにしました。お客さんをいっぱい呼ぶにはどうしたらいいかを店員さんに聞いたところ、自慢のものをアピールするのがいいと教えて貰いました。それで、予算がそれほどなかったのですが、何とか無理を言って、「クレープ自慢店」と書かれたものを作ってもらいました。その文化祭は、上手くいき、嬉しさの余り泣いてしまいました。
それから、高校では勉強やクラブ活動を頑張りました。学校の文化祭でも、色んな催しものをしました。そのような高校生の頃の思いでの中で、最も、印象に残っているのが、文化祭で行った喫茶店で頑張ったことと、暖簾を効果的に使うには自慢のものをアピールするのがいいと教えて貰ったことです。
今はその当時からかなり経ちましたが、高校の傍をたまに通っているとき、その頃の事を思い出します。