暖簾を効果的に使うには、同じものをずっと使わないことが重要なポイントだと私は思っています。
もちろん、老舗の店先の暖簾の場合は、同じものを店先に吊るすことで、老舗の雰囲気も出るので同じものでも良いとは思うのです。
しかしながら我が町にある老舗の呉服屋さんの暖簾は一年を通して二種類用意しているようです。
例えば呉服でいうと6月からは涼しい一重の着物を着るので暖簾も夏バージョンのものに変わると言うことです。夏バージョンのものは、冬バージョンのものとは逆になっており、白地に濃紺で屋号と家紋が入っています。冬バージョンのものは、濃紺の布に白字で屋号と家紋が入っています。
季節によって暖簾を変えるのは見た目の涼しさや温かさもありますが、その店がどれだけ季節を大事にしているかということを表しているアイテムだと思います。
呉服屋さんの場合、目立ちはしませんが季節がとても重要なポイントになりますから四季折々の暖簾を準備している呉服屋さんもあるのです。
そのお店は、大阪にあってサッカーの応援に年に数回大阪に行くので私は、ついでにその季節ののれんが見たくてその呉服屋さんの前を大阪に行くと通るようになりました。
まだ冬バージョンは見ていないのですが、春のものは桜の花をイメージしているかのような薄いピンク色の暖簾が店先にありました。夏バージョンは、涼しげな白地のものだったし秋バージョンのものは、薄茶色のものでした。
せっかく四季のハッキリしている日本に生まれ生活しているのですからもっと暖簾を効果的に使いたいと思います。