暖簾を効果的に使うには、やはり周囲の環境づくりが大切だろう。
一般的には和の雰囲気が合うものだと思う。だから建物は日本建築が基本。そこまでは無理というなら、設置している部屋だけでも純和風にするのがいいだろう。
ベタベタだけどお風呂が併設されていれば、もうばっちりかもしれない。内湯が付いた和風の高級旅館といった風情が想像されるかもしれない。1人で1泊2万円とかしそうな気がする。土日祝日と繁忙期を除くと但し書きもありそうだ。
または、のれんという純和風なものを逆説的にとらえて、洋風の建物に合わせたアクセントとというか、和のインテリアにするという手もあるだろう。
ただ、これはとても高度なセンスと技が必要とされるため、私のような素人でセンスがない人間には難しい。かっこつけて取り付けてみたのはいいけど、外国人がお土産に買って飾っているような雰囲気になるのは火を見るより明らか。
そう思うと、本当に暖簾を効果的に使うのは、結構難しいかもしれない。パリやミラノ、ニューヨークなどのファッションショーに登場するような有名デザイナーなら、すごく自然に決めてくれるかもしれない。
業界紙やトレンドを扱う番組などで、和ブームとかオリエントブームなんていうワードが踊っている年もあるくらいだから。彼らはそんな地域の文化を巧みにヨーロッパの文簡に取り入れて作品を作り上げていくのだろうと思う。
まあ、私のような庶民が考える暖簾は、やはり温泉場かもしれない。変に背伸びをしないで、できる範囲でかっこう良く。普通でいいのだ。だから、内湯が付いた和風の高級旅館で十分かもしれない。